あれあれ? aikoが消えちゃった……
どこへ!?
しばらくして、中央に光が―――


お色直ししてたのね!


12・シングルメドレー〜蝶々結び〜ボーイフレンド(イントロ)
ずーっとバンドのみなさんが弾いていたのはちょうむすだったのね……すいません全然わかんなかった。
「こっからシングルメドレーですっ!みんなついてきてやー!」

花火〜カブトムシとまずはメジャーどころ押さえました。
花火に出てくる夏の星座とはさそり座のこと、とどっかでaikoが明言していた。
次はナキ・ムシ。で、曲順をメモっていると

スター入りましたぁ!!!
こらーたまき! ぼけっとメモってる場合じゃなーい!
感動に浸るっ。。。
続きましてはかばん。
かばん発売当時やなことがあってあたしの中ではあまり好感度が高くないけど、ライブじゃそんなんおかまいなし。
今度までにははイントロのみ、続いてロージー、そして三国駅
んでんでおやすみなさい〜えりあしと、しっとり続きます。

ここで小休止。
「大丈夫?ついてこれてる? ……次、あんまり歌ったことないけど…久しぶりに歌うんやけど」
……まさか。。。

あ し た

キタァァァアァ!!!はしゃぐ!もともと好きな曲、つか初めて聴いたaiko曲だし!
aikoは歌詞思いっきり間違えてました。いいの。それがラ〜イブ。

アンドロメダ〜あなたと握手。ア行続きます。花風〜初恋。ハ行続きます!

「シングルメドレーでした〜!
 …実はまだいっこ歌ってないねんけどな〜気付いてるかな〜?」
 ん?(aiko関係演算能力発動、約1秒)あ!


13・桜の時
は〜、いい!桜の時ナイス! 私が友達の結婚式で歌いたい曲です。

ちょろっとMC入ったかな? カメラさんがaikoを撮影。前のスクリーンに映ってます。
「こんなにべったりやん」と汗で張り付いたaikoの髪がスクリーンにっ。
「みんな映るかもしれんで! 女子髪直して!」と指示。

14・ライン
ライブ向けハードロッキンな曲。かっこいーaiko!ここでもaikoは走り回る。
彼女の顔はすごくキリリとしていて、本当にかっこよかった。お姉さま!な感じ。いや、アネゴ!な感じ。


さーて、恒例のアレの時間!

「あと二曲です!」
ええ〜〜〜といいともばりの皆さん。みんなの力を一つに!コール&レスポンススタート!

「男子!」「女子!」やはり女子多し!
「スタンドかアリーナか、ちょっとわからへんよなあ? いっつも混乱するんよ」とaiko。
でも「アリーナ!」「スタンド!」もやります。
「10代!」ギリギリ10代たまきはここでイエーッ!
「20代」多かった!!
「30代!」aikoと同世代の皆様。「がんばろなほんまに〜」
続いて「40代!」いますいます。
「50代!」何名かいらっしゃいました!
「ありがとございます〜!今日はね、77歳のaikoのおじいちゃんとおばあちゃんも会場に来てます!」
なんとー!素晴らしいですな。「中学生の従兄弟も来てます」 従兄弟……はう、羨ましい!

「小学生!」何人かいました!
「中学生!」「高校生!」「短大生!」「専門学生!」
「大学生!」私ここでいえー!
「大学院生!」何名かいまーす。「将来担ってる感じやなぁ…」ですね。
「社会人!」多っ!! ってくらいのイエー! 本当びびりました。
「バンド! サイドスタッフ! 照明! 警備のお兄さん!」で警備のお兄さんイエー!
「うおー!いつもより三割増しですねー、ほんと、ここしか立つとこないですもんね……ありがとうございます」
aikoのこういう気遣いが私は好き。
んで「メガネ!裸眼!コンタクト!」も入りました。
確かお客さんの一人がコンタクト+メガネで会場の笑いを誘っていた……「両方声出してな」aiko命令。
今回は、「妊婦」がなかったですな。いいんですが。

「ぜーーーいんっっ!!」で会場にイエーッが響き渡り


「もっと楽しんで帰ってや! よろしくーっ!」


15・ジェット
 

 ばぱーん!と放たれました、金色(こんじき)のテープ!
 たまき、すかさずキャッチ!
 ←今回は凝ってるんですよ。
 後で気がついたんだけど、日付と会場とロゴが入っている。ステキ!



メンバー紹介、お題は「映画のテーマソング」
全部は覚えてないのですが、
もう! たつたつさんったら! ステキ!!「テルーの唄」独唱ですよ! 「歌うんかい!」とaikoも突っ込み。
金沢の星☆ますけさんは…何のテーマだったかは思い出せないけど、
「ほ〜・・・って女子がほれぼれしてんねん! 久しぶりのノースリーブです!」とaikoが言う風にかっこよかった。
マジかっこよかったです。 あ、aikoも歌ってほしかったなー。もちろん「あらしのよるに」のスターをね。

そして最後の曲はコレ!

16・イジワルな天使よ 世界を笑え!
イジ天ですよー!! そう略すな!
「ピース&グッド」講習も開かれました。腕が、けっこう疲れる。

「aikoでした!バイバーイ!」






会場は暗くなり……次第に湧き上がるaikoコール。
しかしいまいち一丸となってないのは会場が広すぎるせいかな?

そして。
さあっと……浮かび上がるモノクロのひまわり。
段々色づいてゆき……


アンコール 1・瞳
ひまわり畑の映像と、そしてaiko。
二ダイメに入ると映像は消え、ストリングス隊の皆様の姿が。
これにも、静かに涙し、聴いていました。
これを聴くと、一から頑張ろう、という気になります。特に2ダイメは。
そしてラストのサビに入ると再びひまわりの映像。しかし少し違うのは……

花が下を向き、
そして…
雪が、降っていること。

ひまわり畑に、雪。
なんと、幻想的なイメージ。

“そしていつかは必ず訪れる 胸を体を頭を心をもがれるような別れの日も来る”

“そんな時にもきっと 愛する人がそばにいるでしょう”

祖父母が死ぬ時。父母が死ぬ時。 そして、aikoが死ぬ時。
その時私は、死ねるだろうか?
多分、死なないだろう。いくらなんでも。
でも、誰か、かけがえの無い人がそこにいるだろうか?
aiko以上に想える人が、いるだろうか?

……そんなことを思っていたら、やっぱり泣いていた。
周りも、泣いている人が多かった。
みんながみんな、何かを想いながら。


MCのときに言った言葉が、あんまりにもインパクトが強すぎて、忘れられなかった。
簡単な、何気ない言葉なのに。

「aikoはみんなが大好きです!」

「だから、帰っても他のアーティストの名前とか、いわんとってな(ボソッ」
というaikoがやっぱり可愛かった。帰ったら、スキマの名前を百回くらい言おう、とか計画したけど、やっぱりなし。

この言葉のお陰で、aikoが他に何言ってたか忘れてしまった。
「今年もライブから始めれてよかった。またいっぱい曲を届けます!」と抱負を語っていたかしら。

「最後の曲です。アルバム「彼女」の一曲目で、シャッターです」


アンコール2・シャッター
前のライブの一曲目が、今回の最後の曲。な
んだか不思議だなと思いつつ、今日最後のaikoの姿を―――ち〜ちゃくても目で追いかける。
駆け回るaiko。
確かMCで言っていた。

「明日集まって、来週集まってっていっても絶対無理やねん!今日しかみんなはおらへんねん!」

だから、一瞬一瞬を目に焼き付ける。
aikoは走って、一人でも多くの人と目を合わせて。

「悪夢みてん。城ホールに40人しか来てないねん!
 他の悪夢で、もうaikoのライブわかったわ〜かえろかえろ〜ってみんな帰ってくねん、
 でaikoは女の子一人留めさしてみんな連れてきてぇーっ! ってお願いしてるねん」

そんな不安を乗り越えて。
あんな小さい体で。
こんなどうでもいい存在の私でさえも、消えたら彼女は泣くだろう。
どんなことを言われても、やっぱり私はaikoを支えようと思った。


最後はマイク無しで、せーいっぱいの大声で「ありがとう」

ちゃんと端っこ走っていって、真ん中にも来て、

「けっこーアホなことやったなーとか、aiko、31のくせに結構走ってたな、とか、
 余韻ライブ、しばらくしたら傷心ライブとか思い出ライブとか、楽しんでください」

そして、小さなaikoは本当に、ステージを後にしていった。





と、DVDの最後のようにメンバー紹介の映像が流れる。かっこいいのだこれが。エンディングロールまで。
流れていたのは二時頃のストリングスバージョンでした。

会場は明るくなり、アナウンスが。
「これで、本日の演目は全て終了したはずです」
……はず!?
「お忘れ物のないようお帰りください。特に、本日の思い出は、忘れないように……
ん〜にくい!にくいねえ。
グッズも売ってるよ、というアナウンス。
「別にいらないよ、という方は、とっととお帰りください」
強気ー! ナイスです。











 アンケートにaikoのアンコール時のイラストを書いて、表も裏もびっしり書いて、提出。
 ここまで読んでくださった方、
 こんなになっが〜い&イタ〜イレポ、さぞかし苦しかったことでしょう。
 それでも、ありがとうございました!
 (07/1/24 tamaki拝)



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